これまでは荒れ模様の日々でしたが、2020年はまだ終わりません。私たちの機能リクエストボードは、Reporting、Email、Contact Mergingなどの項目で盛り上がっています。これらを実現するためには、まず最初に少しだけ整理しなければなりません。
今回のリリースでは、以下のことを発表します。
組織的な請求
私たちは、ユーザー、スペース、そして今では組織の相互作用に影響を与えるいくつかの基本的な変更を行いました。新しいモデルとの違いを理解する以外には、何もする必要はありませんので、ご安心ください。
旧モデルと新モデルの比較
従来のモデルでは、スペースを作成したユーザー(クリエイター)がスペースを所有し、招待されたユーザーはスペースに関連付けられていました。このため、スペースの所有権を別のユーザーに渡したり、追加のユーザーに課金のアクセス権を与えたりすることができないという問題がありました。
組織の導入により、ユーザー、スペース、課金の所有権は、作成者から組織へと移行しました。これまでスペースの作成者であったユーザーは、そのスペースを所有する組織の管理者となります。
組織の役割
組織ができたことで、組織の役割が追加されました。スペースに招待されたすべてのユーザーは、組織のメンバーとなります。つまり、スペースに招待されたユーザーは、組織のユーザー管理という1つの場所で管理されます。

オーガニゼーションの管理を容易にするために、3つのオーガニゼーションロールを追加しました。Billing Adminsは、Organizational SettingsのBillingへのアクセス権を持つユーザーです。User Adminsは、UsersとSpacesを管理できます。Adminsは、Users、Spaces、Billingの3つすべてを管理できます。
組織ユーザーの管理ページでは、ユーザーのスペースの役割を追加、削除、または更新することもできます。組織のユーザーを管理することで、スペースへのアクセスを管理したり、組織全体からユーザーを削除したりすることができます。
この変更の一環として、Space Roleの名称をCreator, Manager, OperatorからOwner, Manager & Agentに変更しました。スペースの役割の名前が変わっても、これらの役割の権限は変わりません。
スペースマネージメント
組織レベルのユーザー管理に加えて、スペース管理が追加されました。スペースのページでは、組織が所有するすべてのスペースと、それぞれのスペースにいるユーザーや連絡先の数を確認することができます。
ビリング
今回のリリースでは、Organization(組織)にBilling(請求)プロパティが追加されました。請求書のページでは、会社名や住所などの請求書の詳細を追加したり、請求書用の電子メールを変更したりすることができます。請求書は通常通り、ここから取得することができます。
ビット&ボブス
Organization Billingの変更に伴い、すべてのチームが一丸となって取り組まなければならなくなりましたが、それでもプラットフォームをさらに良くするために、いくつかの部品をまとめることができました。
LINE チャンネル接続の簡略化
LINE はこのほど、LINE 公式アカウント API のアップデートを実施しました。これにより、チャンネル接続の手順が若干変更され、ステップを削除することができました。これにより、LINE 公式アカウントとrespond.io の接続がより簡単になりました。
テンプレートメッセージの文字数制限の増加
テンプレートメッセージの文字数制限を1024文字に引き上げました。これにより、WhatsApp のテンプレートメッセージをより長くご利用いただけるようになりました。
バルクタギングの上限値の増加
連絡先ページに一括タグ付け機能を導入しましたが、これまでは一度にタグ付けできるのは25件まででした。今回、この制限を100件まで引き上げました。
新機能や技術的な改善点を簡潔にまとめたものは、変更履歴をご覧ください。